二重という呪いから卒業するまで

一重か二重で女の人生は変わります。はっきり言ってそうだと思います。いやいや一重だって可愛い子はいるじゃないと必ず言う人はいるけれど、可愛い子のほとんどは二重です。一重か二重か。どうにか一重を二重に出来ないか?これはダイエットと同じくらい女性の永遠のテーマです。
小学校時代、厚ぼったい一重を気にせずに過ごせたのは四年生くらいまででした。年頃になると自分は一重でブスであるという事実にショックと扱いの差に傷つきました。
中学生になると「二重のり」を購入して自分の目を「ナイトアイボーテ」し始めました。二重になると周りの態度が変わる!そう思っていましたが、今思うと二重になったから変わったんじゃなくて二重になって自信が持てたから周りが変わったのかもしれません。
でも一度「二重依存」になると二重にしなきゃ外出するのも落ち着かなくなります。一重かどうかなんて周りは関係ないかもしれないけれど自分が許せなくなるのです。
そんな自分が抜け出せたのは結婚して出産してからでした。子育ては想像以上に大変で二重のりで目をいじってる暇もありませんでした。すっぴんに眼鏡をかけて育児するうちにメザイクはどうでも良くなっていきました。
そして加齢で瞼の肉が取れたのか、何もしなくてもいつしか二重になったのです。長い長い二重のりからの卒業でした。