天井になにかいる

そんな私のもとに和彦がやってきたりょうこ何をしょぼくれた顔して俺はもう諦めた諦めた何を一緒にいようりょうこかずひこの
思いつめたような表情を見て私は努めて明るく言った何言ってるのそれじゃあ神様の思い通りじゃないの私なら大丈夫だからきっと和彦は弱っている私のためを思って言ってくれたのだろうそれを分かっていたから私は彼の申し出を断った思い
通りでもなんでもいいさそう言って和彦は私の身体を抱きしめた 弱った私の体を強い力で抱きしめてくれたそしてそれからまた長い時間が流れて私は病院のベッドの上で一人天井を見つめていた一緒にいようと言ってくれた和彦と過ごした日
々はあまりにも短かった私は全くもと恨み言を言いながら天井に伸びる赤い糸を見つめた天井の先見えるはずのない赤い糸が空のずっと向こうまで伸びているのが見えた気がした